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哲学 philosophy
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束縛は、自由を奪われているという感覚がその根幹になります。何かしら犠牲感があるのならば、どこかしら「自由を求める怒り」というものが生じているということになります。
相手の世界と自分の世界は同一ではありませんし、この心で受け取れるものは、この心が六根から五蘊で捉えるものしかありませんし、何かしらの執著によりそれを自分の思ったままには受け取れないということが苦しみの元凶になります。
変わりない経験と束縛として、未来が見えない時にも望みが無くなったりしますが、未来が見えてしまうことも絶望をもたらしたりします。
誰かへの愛情は、純粋な慈しみでもありながら、己を縛るものともなりえます。
繰り返すような毎日の中、未来が見えてしまうという構造は、一方で愛ゆえに己を縛り、「原因は相手であり、愛しきものに縛られている」というような残酷さを生み出します。
「明日もまた同じような経験をするだけ」というような予測が立ちます。
しかし関係を放棄することは慈悲とは逆行するようで、良心の咎めが来るという八方塞がりがやってきたりもします。

絆という大きな束縛
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